「発熱」「めまい」「頭痛」などの症状から考えられる病気や原因はいろいろあります。
これらの症状からは診断するのは難しい場合があります。
たとえば、発熱でも微熱なら風邪も考えられますが、感染性心内膜炎という心臓の病気の可能性もあるのです。
また、高熱ならインフルエンザも考えられますが、腎盂腎炎という腎臓の病気の可能性もあるのです。
このように、症状によっていろいろな病気の可能性が考えられる、原因がわからないなどのときは、「総合診療科」で病気を診断していきます。
総合診療科にて診断していくある例を紹介します。
2日から3日間微熱が続き、市販の風邪薬を服用した28歳の女性の例です。
市販の薬を服用しても微熱が治らず、乾いた咳をするようになりました。
そこで、風邪がさらに悪くなったと思い、医療機関を受診して検査することにしました。
その検査によって結核ということがわかりました。
それも、症状はかなり進んでいた状態でした。
この28歳の女性は、風邪による「鼻水」「くしゃみ」「喉の痛み」などがないため、医師は風邪とは違うと考え、微熱が続いているということで他の病気の可能性を探っていきます。
そこで、ポイントとなったのが「乾いた咳」です。
乾いた咳が続く病気を考えていき、結核の可能性を考えます。
総合診療科では、このように病気の可能性を考えていき、診断していきます。